○ 尾張 名古屋市 大高城 址
城址碑
大高城。古くは花井備中守が居城し、その後に水野忠氏親子が居城した。水野氏は今川方から織田方に転じた。永禄二年（1559）鳴海城主、山口左馬介は織田氏にそむき大高城、沓掛城を攻め取り今川方に寝返った。今川方最前線の城となり鵜殿長照が居城した。このため信長は大高城の東に鷲津砦、南東に丸根砦を築いた。緊迫した状況の中、義元の命で大高城に入場した松平元康は困難と言われた有名な「大高の兵糧入れ」を見事成功させたのである。さらに元康は丸根、鷲津、両砦を落としたが、戦いは信長の勝利に終わった。
この状況の中、兵糧入れに成功するとは元康は凄い。しかも義元の戦死敗北が信じられず使いを出し確認したのもうなずけます。大方の予想を覆し歴史が大きく動く分岐点となったんだな〜！ sune-ku☆
