○ 尾張 瀬戸市 今村城 址
堀の一部だけ残った池
城址碑
道路から拝見。神社の角に在ります。
お鶴の井戸
今村城。寛正年間(1460年頃)初め松原吉之亟(新田義貞の馬廻り十六騎党の一人の子孫と伝わる。)は三河国碧海郡今村(現・安城市)より此地に移り、尾張国春日井郡横山村改め今村とし、城を構えた。松原下総守広長公の頃現・瀬戸市辺りの二大勢力と成る。文明十四年(1482)品野、桑下城主、長江利景と勢力争い。安土(戸)坂合戦で松原方攻めるが逆に敗北。一族は赤津村に逃れ住んだらしい。現在ではわずかに掘りの一部と「お鶴の井戸」が残る。 |
現在、空堀の一部が八幡社の池となっています。ほぼ正方形の館城と思われ、周りを空堀と土塁で囲んだ典型的な御城です。道路や住宅地となって面影はありませんが、横山、今村という名は残っています。 sune-ku☆ |