大草城

○ 尾張 知多市 大草城

 

水堀

 

土塁

 

堀址から本丸付近

 

大草城。本能寺の変後、織田信長の弟、長益(有楽斎)が築城を開始したが、長久手の合戦後、豊臣秀吉に仕え摂津国に転封された為、途中で断念した幻の城である。西には伊勢湾、南は矢田川、東は神田川が有りなかなかの要害の構えである。現在大草公園となっている。本丸、二の丸の周囲の堀と土塁の大部分が残っており尾張でも数少ない遺構を見る事が出来る。城として成り立っていないにも拘わらず保存状態が良いのは、尾張藩の初代藩主、徳川義直、二代藩主、光友に仕えた、山澄英龍が大草を給地され、寛文六年(1666)に城址の西南に屋敷を構えるなど、歴代の支配者が保存に力を注いだ為である。
愛嬌の模擬天守ぽい建物は??しかし、尾張でこれだけ大規模に遺構が残った「城址」は素晴らしいです。      sune-ku☆

 


 

有楽苑

 

 

 

 

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