○ 尾張 南知多町 羽豆崎城 址
城址碑
羽豆神社
羽豆崎城。古くは日本武尊の東征に見張り所が築かれたらしい。南北朝時代に熱田神官の大宮司千秋昌能自ら南朝方の拠点として守ったと伝わる。足利勢に東海道筋を取られ海上輸送に頼る事と成り、東国より吉野に入る中継地として利用されたらしい。南朝が衰え、足利一族の一色氏が支配し代官として佐治氏が入る。その後、勢力を伸ばしてきた戸田氏も伊勢湾と三河湾の航海権を把握することで税により財政が潤う羽豆崎城に目を付けた。佐治・戸田の両者が和解となり、志摩国千賀(鳥羽市)を九鬼嘉隆に攻められ逃れた千賀氏が佐治氏の陣代として入城。千賀氏の師崎水軍の活躍が始まる。大阪の陣を終え近くに屋敷を構え廃城となった。 知多半島の最南端にあります。各時代の要所として相応しい場所ですね。城跡からの景色は良いです。 sune-ku☆
○ 尾張 南知多町 千賀屋敷 址
千賀家の碑
千賀氏。存在を知りませんでした(恥)屋敷の遺構は有りません。碑のみあります。 sune-ku☆